ボタニカル・アートと呼ばれる植物図譜は、植物学的な正確さに芸術的な視座が感じ取れ、人々の植物に対する愛着をも含んだ眼差しそのものでもあります。本展では、「花のラファエロ」「バラのレンブラント」と称される、植物画家ピエール=ジョセフ・ルドゥーテ(1759-1840)と、水彩画家として風景画・植物画を描き、花の絵を得意としたアルフレッド・パーソンズ(1847-1920)をご紹介いたします。
代表作『バラ図譜』や『美花選』など、ルドゥーテは様々な図譜のために植物を描きました。それらは、多色刷りの銅版画に手彩色を施し、原画の色合いが表現された美しい植物画となります。パーソンズも同じように植物図譜のために絵を依頼され、『バラ属』には132点のバラの絵が多色刷りリトグラフの形で収められています。また、1892(明治25)年、日本各地を旅行しながら描いた風景画が、当時の日本人画家たちに影響を与えたと言われます。
あるがままの姿を見つめ、見たままに描き記すことへの徹底した態度から始まるボタニカル・アート。
2人の画家の花への眼差しをお楽しみください。
開館時間
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)
観覧料
一般/大・高校生: 500(300)円
小・中学生: 200(100)円
※( )内は20名以上の団体料金
○身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を
受けている方とその介助者1名は無料
○未就学児は無料
○土曜日は栃木市内の小・中学生は無料
○毎月第3日曜日は「家庭の日」のため栃木県内の小・中学生は無料
※6月15日(土)は県民の日関連事業のため無料
関連イベント
[1]講演会「バラの魅力と楽しみ方」
講 師:後藤みどり氏
(バラ専門店『コマツガーデン』代表/NHK趣味の園芸講師)
日 時:7月7日(日) 午後2時~午後3時
会 場:とちぎ蔵の街観光館2階 多目的ホール
※入場無料、先着70名
[2]学芸員によるギャラリートーク
日 時:6月22日(土)、6月29日(土)、7月6日(土)、7月27日(土) 各日午後2時より
※観覧券をお求めのうえ、当館受付までお集まりください。
[3]こどものためのワークショップ
「ずかんのじかん ~よく見るモノを、よくみてみよう~」
普段、何気なく行っている「見る」行為を、改めてじっくりと捉え直すワークショップです。
細密な植物画の鑑賞をヒントに造形活動を行い、自分自身にとっての「みること」を
深めていきます。
日 時:6月30日(日) 午前10時~午後5時
会 場:とちぎ蔵の街美術館、栃木第一小集会室
対 象:小学生くらい(小学生未満は保護者同伴)
定 員:30名(先着順)
参加費:500円(保険料、材料費として)
申込締切:6月23日(日)
[4]ナイトミュージアム
閉館後、江戸時代に建てられた土蔵である当館の解説を行います。
日 時:①7月13日(土) ②7月14日(日) 各日午後6時~7時
参加費:一般・大/高校生500円、小・中学生200円 (入館料)
定 員:各日15名(先着順)
[5]クラビ活動「植物図譜のまなざし」
―美術の基礎を楽しく学べるお話の会―
植物図譜を見ながら、人々がどのような眼差しをもって植物を
描いてきたのかをお話します。
日 時:7月21日(日) 午後3時~4時
参加費:500円(お菓子・お茶付き)
場 所:ALWAYSカマヤ (0282-22-0457)
対 象:中学生以上、一般
定 員:10名(先着順)